高田馬場はリトルヤンゴンと言われる程、ミャンマーのお店が多い所だそうです。
高田馬場に通って久しいのですが、最初はその事は知りませんでした。
知ってからは、馬場にあるミャンマーヌードルの店で食べてみたりと、異文化料理を楽しんでいました。
そしてある時、何の計画もなかったのですが、この「タックイレブンビル」の中はどうなっているのか?と興味が湧き、立ち寄ってみました。別に何の気なしにです。
場所:高田馬場早稲田口出てすぐ目の前
その時も、新宿開拓の散歩をしていて、馬場から始まったので、敢えて意識が向いたのかもしれません。
このビルが存在する事は大昔から知っていて超駅前の立地なのに、ほとんど足を踏み入れたことがありませんでした。


馬場の駅を出て本当に目の前にあります。
以前1Fの油そばの店には入ったことはあります。でも、そのビルの内部や上には行ったことがありませんでした。
あの近辺を歩いている日本人のほとんどは、このビルの事は1Fの路面にある飲食店の印象しかないと思います。
ディープ1:超駅前の日本じゃない異空間
1Fの飲食店はまだ日本人向けの店があるので、普通のビルと変わらないのですが、裏へ行くとビルの入り口とテナント看板がありました。


色々なテナントが混在していて分かりづらかったのですが、食材屋さんらしき案内があり、「え?このタイプのビルに?」と俄然興味スイッチが入りました。
私の勝手な概念だと、こういうビルの上は企業が入っていて、下の階に飲食店というイメージだったので、個人客が買い物やサービスを受けに来るような店が上にあるのが面白いと思ったのです。
そして、非常階段みたいな外階段があったので、そろりそろりと上り始めました。ま、個人客を相手にする店があるのだから、不法侵入ではないのですが、なんか場違いな気分で遠慮がちに上がらせてもらいました。
この階段も上に行くほど高所で怖くなってきて、錆ていてすっぽ抜けるんではないか?という変な事を考えて昇っていました。(もちろん全然錆びてないです。キレイに塗装されています。)



そしてビルの中に入ったら、あら、びっくり!そこは異空間のミャンマーの世界がありました。存在するとは知りえなかった空間。
ターミナル駅である高田馬場駅の超目の前で、ビルの外には大勢の人が歩いているのに、ここは全く別空間を作り出していました。
ディープ2:雑居ビルに個人客相手の雑貨/食料品店がある不思議
上層階ほど多くのミャンマーの旅行代理店や、SIMカード屋さん、食材屋さん、雑貨屋さんなどがありました。私の面白いを探検するスイッチが入りっぱなしになりました。
本当に不思議という一言でした。
多分、オフィス用に作られた部屋だと思うのですが、小さめの部屋の壁沿いに、食材や日用品が所狭しと陳列されていて、廊下にも美味しそうなスイーツや総菜が並べられていて、ギュッとしていて見ていて楽しいのです。








できれば、調味料とか、何の料理に使われるどんな味の物なのか分かったら、もっとワクワクすると思うのですが、言葉が読めないので、しょうがないですね。
でも、何が何だかわからないという、その感覚も面白いです。
私はこういう文化が混在している場所が案外好きで、この独特の雰囲気が楽しく、存在を知れた事が最も嬉しかったです。
買い物客も売り主さんもミャンマーの人で、日本人が少数派になるという環境がこんなところにあるなんて、本当大発見で楽しかったです。
ミャンマーの人達、皆柔らかい雰囲気がして、友達になれたら楽しいだろうなと思いました。
タックイレブン 高田馬場 |
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目19−7 タックイレブン高田馬場 |
灯台下暗しの気分、意識になかった所を敢えて行くと、発見がある。タックイレブンビルもまさにその一つで、ミャンマーの人たちの食を支える食材屋さんが点在している。
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