
酷い肩凝り、首凝り、背中痛、二の腕痛に襲われる原因を 「かおり&やすらぎ」という治療院さんのサイト ( https://kaori-yasuragi.com/column/448371.html ) をみて肩甲挙筋のせいと判断した私はふと考えました。
「(今更だけど)闇雲に色々試しても仕方ないから、ちゃんと論理的にアプローチした方がいい」と思い、ざっとおさらいです。
1. 位置と始まり・終わり
- 始まり:第1~第4頸椎の横突起
- 終わり:肩甲骨の内側縁(背骨側の上の角あたり)
2. 主な作用
- 肩甲骨を上方へ引き上げる(挙上)
- 肩甲骨を内側に引き寄せる(内転の一部)
- 首を側方に傾ける(肩甲骨を固定した状態で)
3. 日常生活での関与
- 首を動かしたり、肩をすくめたりする動作。
- 姿勢の維持、特に猫背や肩こりの原因にも関連。
- 肩甲骨を下方回旋させる
「この筋肉は肩甲骨を上に引き上げる」という事は私の肩は常に上がって収縮しているはずです。それであれば、肩を下げる作用をする筋肉を鍛えればバランスは保てる気がします。
という事で、どの筋肉が肩を下げるのかと調べてみました。いくつかあるようなのですが、
私は取り敢えず「前鋸筋」と仮定しました。(間違っていたらまた考えます。)

ちなみに、この筋肉は上8,9本の肋骨外側から始まって、肩甲骨の体の中心側を通って、肩甲骨内側のヘリまで繋がっている筋肉です。
まさに肩甲骨内側のヘリは私の痛みが広がる箇所です。
さらに、ローラーで横向きになってゴロゴロと体を上下させる時、前鋸筋辺りがゴリゴリして痛みます。
さっそく仕事中、前鋸筋の位置を意識して脇の下の辺りをぐっと力を入れる感じで肩甲骨下げぇの、肩下げぇの、を意識しました。無意識になると肩が上あがっていたので思い出したようにまた下げていました。椅子に座る姿勢も前のめりにならないように、気を付けていました。
相変わらず肩はすごく凝っている感はありました。
でもいつもの14:00辺りになっても、痛みが出てこないのです。あれれれ? もしかして痛みの取り除き方を発見しちゃったかも。と思いました。すごく凝っているんだけど痛みは出ない。。。
ただ、さすがに17:00辺りになってきたら、疲れから少しだけ痛みが出てきたのですが、また肩を下げ痛みを消し去りました。
6年以上悩んでいた症状がこんな心掛け1つでふっと消える、なんでもっと早く論理的に考えなかったんだろう~なんて考えながらもちょっと嬉しかったです。
今思えばトイレ休憩に行っても肩回しはさほどやっていませんでした。なのに、出なかったのです。
結構長い間、肩の症状に苦しんでいたので、もしかしたら完治への第一歩を踏み出したかもという思いで興奮しました。
しばらく肩下げを実践して、また経過を報告させて頂きます。多分、周辺筋肉もガチガチなはずなので、時間は掛かると思いますが、良い報告が出来るよう実践して参ります。
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