アドビストックのスタートでは大きくこけた私でしたが、なんとか気持ちを持ち直して、亀のスピードで挑戦を始めました。

シャッターストックで感じていた違和感
副業として写真素材や画像を売ってみようと思い、ShutterstockとAdobe Stockに登録しました。
けれど、Adobe Stockはずっとログインできず、取り敢えず無視して、シャッターストックだけやろうと先行スタートさせました。
ただ実際にアップロードできるような写真がなかなか撮れず、心がだんだん乗らなくなっていきました。
自分では「これは素敵な建物だな」と思っていた写真も、商標権の関係で却下される。そうなると、何をアップロードすればよいのか分からなくなってきて、「この素材売りって本当に自分がやりたい事なのかな」と疑問が浮かびました。
最初のワクワクが、だんだんと自分の心が躍らない写真を撮らないとならない、という感覚になっていって、詰まらないかも。。という疑念に変り、ネガティブな感情が心の中でじわじわと広がっていたのです。
なのでシャッターストックでの写真アップロードは遅々として進んでいませんでした。
CANVAとの出会いが、少し風を変えた
「もしかしたら、シャッターストックにも使えるかもしれない」という、淡い思いもあり、CANVAを学び始めました。
単純だけど、自分なりのデザインを組み立てる作業は思った以上に楽しくて、これなら続けられるかもしれないと感じました。
試しにShutterstockにマーケティング用のグラフィック素材をアップしてみたら、思いがけず承認されてびっくりしました。
もしかして、自分が作ったものでも“売れる”可能性があるのかもと、思えたことでこの素材を売るという副業への気持ちに少しずつ光が差してきました。

そして、Adobe Stockへ。つまずきから再始動へ
Adobe Stockに寄贈者としてアカウントが“非アクティブなアカウント”という理由でバンされてしまい、勢いのあった気持ちが折れて、そのまま放置していた事は、「副業、いきなり挫折。アドビストック登録で心が折れた話」で書きました。
あのときは本当にやる気を削がれてしまって、アドビのログイン問題が解消されても、ログインすらもしたくなかったので、無視していました。
でも、ShutterstockでCANVAのデザイン作品が初めて承認されたことで、「アドビでも寄贈してみよう。」と思えて、ようやくログインしてみたら、すんなり入れました。
そこからは、勢いのままグラフィック素材をアップロードし、なんと、こちらのサイトでも承認が下りました。
正直、ここまでたどり着くまでが本当に長かったです。でもその分、小さな承認が、ものすごく大きな意味を持つように感じました。
まだ手探り。でも、前より“気持ち”がある
今は何が承認されて何が却下されるのか、まだはっきりとは分かりませんので、いろんなジャンルのデザインや写真をアップして、傾向を見極めている段階です。
写真も最初はただ撮ったものをアップロードしていましたが、今は明るさを調整したり、要らない人物を消去したりなど、手を加える知識を得ました。手を加えても承認されるのか?という位、素人だったので、加えても承認されるんだと分かって、ちょっとずつ、承認される写真の幅がふえていっている感じです。
自分は風景か食べ物写真しか今の所撮っていないのですが、他腕が上がれば、違う写真を撮りたいと思うでしょうし、はたまたグラフィックデザインだけ売っていくのか、どうしたいのか、いずれ方向性は決まってくる気がします。それまでは、特化型の寄贈者というより、“なんでも試してみる寄贈者”として実験的にアップロードして様子を見ていきます。
以前よりも、素材を作る時間にぐっと熱が入るようになりました。
CANVAを学んだことで、自分で表現する事に楽しさが出てきていて、自信はまだまだないのですが、いつかは「自分なりの方向性」が見えてくるんだろうな、とボヤっと感じています。
失敗も遠回りも、あとで“追い風”になるかもしれない
登録でつまずいた過去も、大切な経験だと思います。
すぐに始められなかった分、自分に合った方法をゆっくり探せる気もします。
遠回りだったけれど、今ようやく、自分なりのスタートラインに立っている感覚があります。
ひとつの承認が、次の一歩をくれるので、そういう小さな成功体験を積み重ねながら、これからも“自分に素材売りの方向性”を見つけていきたいです。
メモ:もし副業を辞めたくなっても、「もしあの時続けていたら?」と毎回思う事を考えよ。躓いても、焦らない事。
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